エステ 顔の角質ケア 「基本知識と施術行程」おすすめポイント
エステの角質ケア「基本と方法」
エステのフェイスケアの基本は「角質ケア」です。古い角質は顔の小じわやクスミ、鼻まわりの黒ずみの原因となるだけでなく、皮膚のかゆみなどのトラブルも引き起こします。
プロのフェイスケアにおいて角質ケアの知識と施術経験がお客様の実感と満足度に大きな差が生じると言っても過言ではありません。
そこで角質ケアの基礎知識と施術行程でおすすめのポイントをまとめました。
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角質とは?
目次
角質とは、タンパク質でできた皮膚の表皮上層部のことを言います。
表皮の深部にある肌細胞が、角化しながら肌表面へ押し出され(ターンオーバーという)、角質層で死んだ細胞となったのが角質です。そして最終的には角質は垢として自然に剥がれ落ちます。
しかし、うまく自然に剥がれ落ちない角質があったり、しっかりとメイク落としができていないことなどが原因で古い角質が部分的に厚く溜まってしまい、お顔がくすんで見えたり、シミやそばかす、ニキビなどの肌トラブルを引き起こしたりするのです。
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角質層の役割
角質が10~20程度の層に積み重なり角質層を形成しており、硬いケラチンタンパク質でできている角質細胞と細胞間脂質が交互に重なってできています。角質層には約30%の水分が含まれていて、この水分によって人の肌の柔らかさやハリが保たれています。
角質層の厚さは0.02mm程度で食品ラップ程の薄い組織ですが、角質層内の細胞によって外部からの水分や異物が肌の中に入り込むのを防ぐバリア機能を持っています。
しかしこのバリア機能によって、化粧水などで水分を補給しても角質層の深部までは浸透せずに、そのまま蒸発してしまいます。
蒸発の程度によっては、角質層に含まれる水分が奪われ、過乾燥となることもあるのです。
角質層に含まれる水分量を守るのは
角質層に含まれる水分量を守るのは皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質(セラミド)という3つの物質。
- 「皮脂」は肌の表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぎます。また、皮脂膜の中の脂肪酸には細菌の繁殖を防ぐ働きもあります。
- 「天然保湿因子」は水分を角質層に供給し、角質層の柔軟性と弾力性を保ってくれます。
- 「角質細胞間脂質」は角質細胞同士を結合させる働きがあり、内部からの水分蒸発を抑え、外部の刺激を防ぐ役割があります。
3つの物質が減少すると角質層の水分量も減少して皮膚が乾燥します。皮膚が乾燥することでお肌のバリア機能は低下してしまいます。
エステサロンで必要な角質ケアとは?
1.フェイシャルスチーマーを使う
キメの細かなスチームで古くなった角質を柔らかくし、表皮を温め、施術中の肌への負担を減らします。
サロンケアとして確実な結果をお客様に体感いただくためには、この後の洗顔・ピーリングなどの施術行程において美顔器のブラシや吸引・パターといった機能を使用すると効果的です。
エステスチーマーには、スチーム噴出機能のみの単体スチーマーと、スチームをあてながら洗顔ブラシやイオン導入などの機能が付いた複合機/スチーム美顔器があります。
参考リンク:フェイシャルスチーマーについては、「フェイシャルチーマーの種類と機能比較」もご覧ください。
2.洗顔・クレンジング
肌質に適応した洗顔料やクレンジングでメイクや汚れをやさしく落とします。
洗顔料やクレンジングの種類には、フォーム(泡)タイプからジェル・オイル・固形タイプなどがありますのでお客様の肌質や目的に応じて選びましょう。
エステのクレンジングの方法については、「エステのクレンジングの種類とやり方」で説明しています。
3.ピーリング
肌質やお肌の状態に応じたピーリングを行い、古くなった角質を除去します。
角質除去には、ゴマージュ化粧品で皮膚をこする方法から、角質を溶解するAHAピーリングやハーブピーリングがあります。
また、エステ機器を使用する場合は、超音波によるスクラバー、ダイヤモンドピールのほか、クリニックでも人気のエステピール(マイクロダーマブレイジョン)があります。
4.フェイシャルマッサージ
マッサージには血行を促進し、お肌の状態を整える作用と共にリラクゼーション効果もあります。
5.パック
お肌の状態や目的に合わせて、クレイパック、クリームパック・石膏パック・クールマスク・シートマスクなどの種類から選びましょう。
参考リンク:フェイスパック/マスク
6.エステ専用基礎化粧品
お客様の肌質やお肌の状態にあわせた基礎化粧品で肌を整えましょう。
また、適切なカウンセリングでホームケア商品をおすすめしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
角質の役割や、水分保持のメカニズムを再確認することで、角質ケアの大切さ、さらには角質ケアにこだわることでサロンの差別化となるメニューを作り出すことができるのではないでしょうか?
