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エッセンシャルオイルの使い方

エッセンシャルオイル(Essential Oil)は、一般個人も芳香剤として私生活に取入れるほど人気の商品となりました。

エッセンシャルオイルを使用したアロマテラピーとしてエステやリラクゼーションサロンでヒーリングを行う場合には、各エッセンシャルオイルの性質や効果、ブレンドの方法などを体系的に学ぶ必要があります。

そこで、エステティシャンやアロマセラピストが知っておくべきエッセンシャルオイルの基本的な使い方をまとめました。

エッセンシャルオイルとは

エッセンシャルオイルとは、自然に生息する草花や樹木、果物などの花・葉・果皮・樹皮・種・根などを圧搾または蒸留して抽出した、香りが非常に強く揮発性のある液体またはオイルのことをアロマオイル(精油または、エッセンシャルオイル)といいます。

一般ではアロマポットやアロマディフーザー(噴霧器)などで芳香剤として香りを楽しむことが多いですが、体調や気分、精神にも作用する大きなパワーがあるため、古来よりアーユルヴェーダ、漢方、アロマテラピーなどの民間療法に様々なかたちで関わっています。

現代でもアロマオイルは、美容やスポーツ、介護・医療ケアなど幅広い分野で活用されています。

例えば、お部屋や空間用の芳香を目的として使用しても、その精油が持つパワーが結果的に心と体にも影響を与えます。

エッセンシャルオイルの作用

入浴や塗布・マッサージなどのように身体の皮膚に使用する場合と、マスクに付けたり芳香散布や蒸気吸引などの臭覚や呼吸を通して楽しむ場合が一般的です。

アロマオイルを希釈して飲用したり、直腸などの粘膜に使用する場合もありますが、刺激や影響が強く出る場合がありますので専門的な知識と経験が必要となります。

また、種類によっては、乳幼児や妊婦、高齢者、ペットへの使用に注意が必要な毒性を持ったものもありますので製品の説明書を確認したり、事前にパッチテストを行うことも必要でしょう。

いずれにしても、吸収された精油は体内をめぐり息や汗、尿などで体外に排出されます。

エッセンシャルオイルの使い方で守るべきこと

前述したように、植物から抽出した天然の製品ですが100%安全ということではありません。以下の基本ルールを守ってください。

  • 乳幼児や妊婦、てんかんの方に使えない精油を確認しておく。
  • 月経前のお肌が敏感になる時期や、敏感肌・アレルギーのある方には使用を避けるか、事前にパッチテストを行う。
  • 肌に直接つける場合は、キャリアオイル(植物油)などで必ず希釈する。
  • 日光に当たるとシミの可能性のある光毒性を持った精油は注意が必要。(ベルガモットなどミカン科・セリ科)
  • 光、熱や空気によって品質が劣化するため、冷暗所に保管する。
  • 精油は引火性のため、火気に注意する。

関連リンク:高品質な業務用エッセンシャルオイルの種類

エッセンシャルオイルの希釈方法

アロマトリートメントやマッサージなどでお肌に塗布して使用する場合は、キャリアオイル(植物油)で希釈したり、用途用法により無水エタノールや芳香蒸留水、天然塩、ハチミツ、無香料クリームなどに混ぜて濃度を薄めます。希釈濃度や比率は各エッセンシャルオイルメーカーの推奨もあります。
また、メーカーやブランドがおすすめの希釈比率でアロマトリートメント専用にブレンドしたアロママッサージオイルも多数販売されています。

関連リンク:業務用キャリアオイルの種類
関連リンク:キャリアオイルの使い方・種類別特徴と比較

エッセンシャルオイルのブレンド

エッセンシャルオイルは、2種類以上の香りを混ぜて使用することもできます。

気分や体調、季節や空間にあったお好みの精油をバランス良くブレンドしてオリジナルのアロマをお楽しみください。また、エッセンシャルオイルのメーカーやプロのブレンダーが調合したブレンドオイルもオススメです。

関連リンク:アロマブレンドオイルの種類

チャクラのエネルギーに対応するエッセンシャルオイル

エッセンシャルオイルが持つパワーは、ヨガやアーユルヴェーダ、アロマテラピー、カラーセラピーなどの基本概念である『チャクラ』のエネルギーに対応するという考えもあります。

チャクラには、身体の下から上に向かって第1から第7までエネルギーの中核ポイントがあります。その7つのチャクラのバランスを保つことで生命力に溢れた健康的な精神と肉体が得られるのです。

チャクラのエネルギーに対応するエッセンシャルオイル

  • 生命力の第1チャクラ(尾骨付近)には、ジンジャー・パチュリーがオススメ。
  • 免疫力の第2チャクラ(へそ下)には、オレンジ・ジャスミン・ネロリがオススメ。
  • 感情/意思の第3チャクラ(みぞおち)には、ブラックペッパー・マンダリン・ラベンダーがオススメ。
  • 愛情/調和の第4チャクラ(胸の中心)には、プチグレイン・ベルガモット・ローズがオススメ。
  • 表現力の第5チャクラ(のど)には、カモミール・ユーカリがオススメ。
  • 直感/思考の第6チャクラ(眉間)には、ジュニパー・ローズマリー・ペパーミントがオススメ。
  • 精神性の第7チャクラ(頭頂部)には、ジャスミン・ラベンダー・ネロリがオススメ。

まとめ

世界の知恵と歴史のしずく「エッセンシャルオイル」

古代から世界各地で行われてきた植物療法を起源とするアロマテラピーにおいて、アロマオイルの香りは臭覚を通じて身体や心を癒やしてきたのです。

現代ではリラクゼーション目的に気軽に楽しめるアロマオイルですが、その歴史や用法、効果をより深く知ることでサロンの新たなサービスや顧客満足度の向上につながることでしょう。

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